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今日は無料で使える家計簿アプリについてご紹介します。
- 家計簿はつけてみたけれど、家計改善に生かせていない
- 収入や支出の項目を自分なりにカスタマイズしたい
という方にオススメです。
名前のとおり「らくな家計簿」
5年以上使って、途中別の家計簿アプリに手を出してみつつ、結局このアプリに戻ってきているくらいです。
「らくな家計簿」のメリット
- 画面がシンプル
- 基本的に無料で使える
- 統計情報が見やすい
- 複式簿記機能がついている
画面がシンプル
画面がごちゃついていると余計なところに目が行ってしまって
家計簿をつけるだけなのに別のことが気になりだしてしまうため、
できる限り必要なもの以外表示されていないアプリがいいなと思っています。
無料版でも、広告が画面下にバナーで表示されるだけです。
基本的に無料で使える
私は有料版を使っていますが、基本的にアプリのみ使っていて不自由を感じたことはありません。
管理したい資産の件数が10件以内で、広告表示が煩わしくないという方は無料版でも構わないと思います。私もけっこう長い間、無料版で使っていました。
ちなみに有料版は500円ですが課金は一度だけです。
- 広告が非表示になる
- 資産登録件数の制限がなくなる
- パソコン版が使えるようになる
というようなメリットがあります。
統計情報が見やすい
週間、月間、年間の支出・収入を円グラフで表示することができます。
以前、Excel家計簿を頑張っていたことがあるのですが、グラフのきれいさや手軽さは(私が上手ではないからかもしれませんが)アプリが上だなと感じます。
複式簿記機能がついている
複式簿記機能なんて、それ何が便利なの?と思われるかもしれませんが、慣れてくると、このつけ方じゃないとなんだか落ち着かない気持ちになるくらいです。
例えば、コンビニでコーヒーを買った際に、電子マネーで決済したとします。
通常の家計簿の場合、
支出元:電子マネー
金額:ー120円
内訳:食費(コンビニコーヒー)
などと記載しますね。
もし前もって電子マネーをクレジットカードからチャージしていた場合、
支出元:クレジットカード
金額:ー1000円
内訳:電子マネーにチャージ
収入先:電子マネー
金額:1000円
内訳:クレジットカードからチャージ
などと記載します。
これをそのまま統計すると
支出:ー1200円
収入:1000円
となります。
電子マネーのチャージ金額は、まだ880円残っているのですが、
-1200円の支出があったように見えてしまいます。
家計簿アプリによっては、チャージを計算対象外とできる機能がありますし、自動で連携する機能があれば入力する手間はないため、煩わしくないかもしれません。
けれども、お金の流れが見えにくいという感じがします。
複式簿記であれば、
支出元:電子マネー
金額:ー120円
内訳:食費(コンビニコーヒー)
となります。
普通の家計簿と同じですね。
けれども、
クレジットカードから電子マネーにチャージした場合に違いがあります。
引き出し:クレジットカード
入金:電子マネー
金額:1000円
となります。
これは、複式簿記の場合
お金の取引が発生した場合、
資産(現金、電子マネー、預金、など)、もの・こと ⇔ 負債、支出
というように矢印の左右は常に等しくなるように記載していくためです。
資産である電子マネーに+1000円、負債であるクレジットカードに+1000円
ということですね。
コーヒーの場合は、食費120円 ⇔ 支出120円(集計のときに電子マネーからー120円します)
月末にクレジットカードを決済したら、預金ー1000円 ⇔ 負債ー1000円
となります。
個人的にはこっちのほうがお金の流れがわかりやすいなと思います。
「らくな家計簿」のデメリット
デメリットとしては、
- レシート撮影機能がない
- 銀行やクレジットカードとの連携機能がない
月額課金型ではないため、仕方ないのかな…と思いますが、
レシート撮影機能があればより便利になるので、今後の開発に期待したいです。
銀行やクレジットカードの連携機能は、使ってみると「うわーやっぱ便利!」と思いますね。自動連携機能があり、複式でつけれる家計簿があればそっちに乗り換えるかもしれません。
おわりに
今後も使いやすい便利なアプリがあればご紹介していこうと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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