『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください』感想

本の感想

silviaritaによるPixabayからの画像

タイトルにざわっとしてひかれて読んでみました。私から見て、筆者が馬鹿ブス貧乏とは思えないのですが…。

自分にできることとできないことを区別する

大前提として「自分にできることとできないことを区別する」という心構えでいることが書かれています。

20代は夢見る夢子ちゃんだった(今もちょっとそうかも)から読んでいて痛かった。自分は何かもっと、今の自分とは別のもっと魅力のある力のある人になれるんじゃないかって。でも本の中に「人生に急な飛躍や覚醒はない」と書かれていた通り、日々積み上げてきた以上のものになることなんてできないんですね。

学び続ける

章は青春期、中年期、老年期と3部に分かれていますが、通して「学び続けること」の重要性について書かれていたことが印象的でした。自分の身を守るために、社会や世界のしくみ(税や保険などの生活に密着したものから、世界経済などのメタなものまで)を知るためとのことです。また、健やかな心を守るためにさまざまな書物にふれることについて書かれていました。

学ぶということには頭を鍛える習慣をつけるという意味もあるそうです。バカというのは本書の中では1を聞いたら1を何とか覚えられる(放っておくと忘れる)という人間を指しているため、心がけて頭を鍛えておかないと、年を重ねるにつれさらに悲惨な状態になるのだとか。また、年下の人から教わることに躊躇しないことについても書かれていました。

覚えるの遅いし、応用が効かない…私のことです。
年下の人についても、生徒の側に立つことにざわっとしちゃったり…。でもそんなこと言ってるとどんどん古い人間になってしまいますもんね。

エネルギーを燃やし尽くす

面白いなと感じたのは、中年期までに、自分が空っぽになるまでエネルギーを燃焼することについて書かれた箇所です。女性は生命力やエネルギーが強く、昔の女性は、毎年のようにたくさんの子供を産み育て、今よりはるかに重労働な家事や仕事を担ったくらいのため、現代女性だとエネルギーが余ってしまうのだとか。下手に余らせると自身や周囲の人に悪影響が出てしまうそうです。死ぬまでがんばっても達成できないんじゃないかというくらいの大志を抱いて突き進むくらいでちょうどいいのだとか。

「小人閑居して不善をなす」という言葉が引用されていましたが、私はこの言葉は本当にそうだなと胸に刻んでいます。でも、そんな大志、全然思い浮かばないよ。

生命エネルギー=性エネルギーなので、そちらについても燃やし尽くさないと老年期にくすぶってしまうということも書かれていました。

これは怖い…こちらについてもいったいどうすればいいのか…私には研究が必要そうです。

本書を通して、私もっといろんなことを知らなくちゃなと思いました。知らなさ過ぎて騙されやすかったり、安易な方に流れちゃったりするので。あと、中年期、老年期のことを考えると不安になるのは、不安の正体をちゃんと見ていないからなんだろうなということも感じました。先のことは見通せず、道なき道を行くことになるのですが、等身大の自分のことをよく知り認めて、ヘンな不安や被害妄想に囚われたりふわふわと一発逆転を夢見ず、地道に対応していくしかないのかなと思います。

読み進めながら気持ちがざわざわすることが多く…。痛いところを突かれているせいですね(汗)

本の中で紹介されていた著作に興味をひかれるものを読んでみたいと思います。時間をおいてまた読み返したら違う気づきがありそうです。

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