『未処理の感情に気付けば問題の8割は解決する』感想

本の感想

Jan VašekによるPixabayからの画像

この記事では城ノ石ゆかりさんの著書『未処理の感情に気付けば問題の8割は解決する』を読んで感じたことについて書いていきます。

アトピーに対して精神面からアプローチするために、自分を責める思いこみやクセを修正していかなくては、と感じていたときに出会った本です。わかりやすくシンプルで取り組みやすいと感じたのでご紹介します。

ストレスは出来事ではなく認知から生まれる

ABC理論という方法が紹介されているのですが、人の感情(C)は出来事(A)によって引き起こされるのではなく、出来事に対する認知・捉え方(B)によって生み出されるとあります。

えー本当かなー。だって嫌な出来事は嫌だよね。

例として出来事(A): 親友に電話してくれるように伝言していたのに電話がかかってこないがあったとします。

①認知(B): あなたは(  )と思う。感情(C): その結果あなたは一日中ふさぎこむ。
②認知(B): あなたは(  )と思う。感情(C): その結果あなたは一日中イライラして過ごす。
③認知(B): あなたは(  )と思う。感情(C): その結果あなたは別に気を悪くせず一日を普通に過ごす。

私は①を「私は嫌われている」②を「私を軽んじている」③を「忙しいのかな」としました。確かに、どういう風に捉えるかで全く変わってきます。

他にもたくさん例題が載ってるけど確かにそう…。私は普段「私はダメなやつ」とか「私は嫌われてる」っていう認知(B)で考えがち。だから苦しいんだね。

認知(B)は子供の頃の経験や、強く後悔するような出来事、自己防衛のために作られるとあります。自分にはどんな認知(B)があるかを掘り下げていくと、「根源的な認知(B)」にたどり着きます。それは「◯◯でなければ愛されない」という条件付きの存在価値です。

歪んだ認知から苦しさが生まれる

「天真爛漫でいなくちゃ」とか「人を信じなくちゃ」とか、一見ポジティブな認知に見えますが行き過ぎてしまうと自分の心を縛り苦しくなってしまいます。

人生の中で、繰り返しわき起こるような不快な感情の根っこには、この歪んだ認知があると解説されています。

歪んだ認知あるある。自分はテンプレートに従ってノートに書き出していくとやりやすかった。でも、この歪み、どうやったら解消できるの?

苦しみの原因に気づいて認知を意識化するだけでも随分楽になるとあります。また、ABCDE理論というのも紹介されています。前述のABC理論に対して、「望む結果(E)」を考えます。そしてそれについての反論・アドバイス(D)を考えます。親しい友人に対してだったらどんな風に声がけをするかなというように考えてみるとよいとありました。

本の事例には、自分にも当てはまる、ぎくっとするような認知に関する気づきがあったよ。例えば、「人間関係が苦手」というように考えるということは「付き合う人は選べない。常に選別される立場。」という認知があると書かれている。確かに、主体性を持って自分が選べるという認識でいれば苦手意識を持つことはなくなるかも。

地道だけど、日常の中で引っかかりを感じるたびにワークしていけば、不要なストレスに苦しむことが減りそう。

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