『モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』感想

本の感想

Emily HeidtによるPixabayからの画像

まだ予定はないのですが、「子育て無理、怖い」という気持ちを少しでも払拭できないかと思って手に取りました。

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは、イタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリが確立した教育法です。大人が子供を「育てる」というよりも、子供には本来成長する力が備わっており自ら「育っていく」もの。大人は環境を整え、成長を見守るサポート役という考え方です。

日本ではまだあまり広まっていないそうですが、棋士の藤井聡太さんがこの教育法を受けたという話を聞いたことがあります。

友達の子育て話を聞いていて「子供怖い」と感じる話の一つに「イヤイヤ期」があります。大人から見たら訳のわからないことにこだわったりわがままを言ったりいたずらをしたり…


トイレットペーパーをめちゃくちゃに出されたり、発泡スチロールを破壊して部屋中散らかされた友達の話を聞いたことがある。ただでさえ大人は忙しいのにそんなことされて怒るなって方が無理じゃない?

イヤイヤ期の正体

イヤイヤ期を、モンテッソーリ教育では「敏感期」というそうです。ある特定の時期に、あることについて以上にこだわったり、行動を繰り返したりするのは、子供が自ら特定の能力を獲得するためなのだそう。

例えば、
・いつもの帰り道じゃないと言って泣く→習慣・秩序の感覚
・服を着せる順番が違うと不機嫌になる→順序の感覚
・おもちゃを独り占めして絶対に貸さない→所有の感覚
・ゴミを拾ってくる。ティッシュを出しまくる。→指先の運動感覚
などです。

大人目線で見るとめんどくさい。でもそれらの行動を「ダメ」と言って制してしまうと、成長を阻害してしまうことも。また、先回りしてやってあげるのもよくないそうです。「失敗をさせる」というのも大切な経験なので、安全を確保した中で、試行錯誤を体験するのも子供の自主性を伸ばすことになるそう。

私が子供の頃は…言うこと聞かないと、昭和1ケタの祖母からは折檻されるし、両親は先回りしてやってしまうタイプだったなと思う。
だから、街でわがまま言って泣いてる子見ると「なんであんなのが許されるわけ?」とムカムカしたりするのかも。後輩を指導するときも、失敗しないように全部お膳立てしたくなったり。相手が失敗して困らないようにっていう気持ちからなんだけど、相手の成長の芽を摘んじゃってたんだな。

自主性を育てる

自主性を育てるために、間違ってうまくいかなくても、相手から助けを求めるサインが出るまで待つことが必要だそうです。あきらめそうになっていても、本当にあきらめる寸前まで我慢して見守り声かけをする。相手が答えるまで、あえて察することはしないなどです。(「お茶」と言われても「お茶が何?」と聞いて、「ください」あるいは「欲しいの?」と聞いて「うん」と言うまで待つなど)

待つ、あるいは失敗するなとわかっていてあえて黙って見ているって結構きつい。でも、そうすることで自分でできる子が育つんですね。

大人側に気持ちの余裕がないとなかなかできないと思います。でも、ただのわがままではなく理由があるのだということがわかれば、対策を立てられるものもあるんだなと感じました。
その子は何をしたいのか、なぜしたいのかをしっかり「観察する」のがすべての基本になるそうです。

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